LONDON & PARIS 旅行記 5/6


□ 6日目 世界遺産モンサン・ミッシェルへ □


6日目。
今日は世界遺産「モンサン・ミッシェル」へのツアーに参加。
集合時間は午前6時。昨日までの疲れがたまっていて、結構しんどい。
しかし、車も人も少ない朝のパリの町並みは心地よい。
地下鉄は使わず、徒歩で集合場所へ向かった。


集合場所近くにあったジャンヌダルクの像。


パリからモンサンミッシェルまではバスで4時間!!
かなり遠いがその分フランスの田舎の風景を車窓から楽しめた。


途中のレストランで休憩と軽い昼食をとる。
こんな郊外の小さな町でも電線が地中に埋設されている。さすが歴史の長いヨーロッパ。



いよいよモンサンミッシェルが見えてきた。
広大な草原の先にポツンと建つ。教会というよりは城か砦かといった感じ。
世界遺産にも登録されるフランス有数の観光地であるが、周りは牛がいっぱいののどかな雰囲気。


もし日本だったら周りに土産屋とか観光ホテルとかが立ち並びそうだけど、そうならないのが良いところ。



バスを降りてモンサンミッシェルへ渡ります。
教会は海上の島に建っていて周囲は干潟。
かつては満潮時には渡れなかったそうだけど、いまは陸から道路が建設されていていつでも渡れます。

しかしその反面、道路周辺に砂がたまってしまい、周りの干潟が干上がりつつあるらしく、現在は道路を取り払って昔の景観に戻そうという計画があるようです。



外観は城壁に囲まれ、ほとんど城。
最初は教会として建てられたものの、海を見渡せる絶好の位置にあると言うことで、度々軍の砦として使用され、このような景観になったようです。



モンサンミッシェル中心部にある教会。

ある夜修道士が海沿いの丘の上に教会を建てるよう神のお告げを聞き、イタリアから御神体を持ち帰ってみると、陸地にだった小高い丘は周りを海に囲まれて、島になっていたという伝説があるらしい。

内部は結構広い。土産や飲食店も多くあり、ちょっとした城下町(城内町)?の様。


道端ではバイオリンとクラリネットの演奏。



外は農業国フランスらしい牧歌的な風景が広がっています。
良い眺めだ。

そして・・・再びバスへ乗りパリへ。
丸一日かかってしまいましたが、さすがは世界遺産来た甲斐ありました!


7日目へ続く。


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