Saipan旅行記4/4


☆サイパン小観光&帰国。

4日目。8時ごろ起床。
朝食はホテル近くの店でパンを購入。部屋で食べました。

ハファダイビーチホテルのタガタワーは全室オーシャンフロント?とかで、とても眺めが良い。
窓も大きいので、開放感有ります。
ただ、僕たちみたいに遊びまわっていると、部屋にいるのは寝るときだけ。
窓からの風景を眺められるのも朝くらいです。



朝食も終わり、荷造りをして、10時。

帰りの集合時間が13時30分の為、少し時間が有ります。
買う物も別に無いので、レンタカーを借りて、島内をちょっとまわってみる事にしました。

早速ホテル内のツアーデスクで申し込み。
通常オプショナルツアーのレンタカーは半日〜の料金設定になっているらしく、スタッフの方が「それではもったいない」と、いくつかのレンタカー会社と電話で交渉してくれました。
結局ホテル内に有るレンタカー会社が安いという事で、3時間だけ車をレンタル。


実は海外で車を運転するのは初めて。
もちろん左ハンドルも初めて。
借りた車はトヨタのプラッツ(ヴィッツのセダン)。
普段ヴィッツに乗りなれているので、他の車よりは乗りやすい。
しかし、ちょっと緊張しながらの出発です。

出発してすぐに気づいたのですが、スピードメーターが動いていない!!
つまり何キロ出ているのか分からない!
という事で、かなりゆっくり走りました。海外で捕まりたくないからね。

とりあえず、ビーチロードを北上します。


しばらく走って、ラストコマンドポスト到着。
旧日本軍の最後の司令部が有った跡です。


広場には朽ち果てた大砲や戦車がそのまま残されていて、ここで戦争が有ったと言う事実を生々しく伝えています。

そして、そのすぐ脇ではフレームツリーが綺麗な真っ赤な花をつけていて、なんだか、弔いの花の様でも有りました。
戦没者の碑に手を合わせ、次の場所へ。




次はサイパン最北端のプンタン・サバネタへ。
ここも、戦争の悲惨さを現代に伝える場所です。
通称「バンザイクリフ」。
アメリカ軍に追い詰められた、日本兵や多くの民間人が投降に応じず、この崖から身を投げたそうです。
海は血で真っ赤に染まり、サメも集まって、とても悲惨な光景だったとか。

投降すれば助かったはずの民間人も、その当時の教育では、アメリカの捕虜になると言う事を受け入れられなかったのでしょう。


日本人にっとては辛い場所ですが、同時に目をそむけてはいけないような気がして、あえて来てみましたが、この崖の上から当時の人々の事を思うと、やっぱり悲しい気持ちになります。

周囲には慰霊碑が数多く建ち、墓場に来ているようでした。
もし、過去にそんな不幸な事がなかったら、この場所はサイパン最北端の絶景の断崖として、もっと別の観光地になっていた事でしょう。


時間も余り無いので、南へ戻ります。



途中、サイパン屈指の美しさと言われている(らしい)パウパウビーチで一休み。
遠浅な海と長く続く砂浜がとても綺麗でした。
無料の大きな駐車場やベンチが有って、ドライブ中のちょっとした休憩には便利です。
ちなみに、すぐ隣にはホテルニッコーサイパンがあります。




パウパウビーチのすぐ近くにあるショッピングモール「ラ・フィエスタ・サンロケ」にも寄ってみました。

日航ホテルの真向かいに有り、日本企業が金を出して作ったショッピングモールのようですが・・・人がいない。
閉まっている店も多く、ほとんど廃墟のようです。

夜はニッコーホテルの客が来るのかもしれませんが、昼間はほんとに寂れてます。

バブルの時に、無理して作ってしまって、失敗したゴルフ場みたい。

結局、コンビニのような店でジュースだけ買って退散。


その後はまたビーチロードを南下。
ホテルのあるガラパン地区に戻り、ガソリンスタンドで満タンにして (燃費の良いプラッツなので、数リッターしか入らずに、スタンドおっちゃんに笑われました。)、レンタカーを返して、チェックアウト。


迎えが来るまで、まだ30分くらいある。

最後まで旅を満喫しないとって事で、 ホテル内のカフェでお茶。
ケーキも注文。

ケーキは海外だと、「とても甘くて食べられない!!」
なんて事も有るのだけど、ここのは普通においしかった。



そんな感じで、後は空港に行って、サイパン→成田で帰宅。
帰りの飛行機はもちろん爆睡。
あっというまに成田到着でした。


☆ サイパン感想。

海を目当てで行くには、近くて最高に綺麗な場所です。
平和の大切さも思い起こさせてくれます。
でも、それなら沖縄でも良いのじゃ?って気もしますが、一応海外だし、チャモロの踊りも見られるし、 何より沖縄行くより安いのかも。
という事で、そのうちまた突然ふらっと行くかもしれません。


□ サイパン旅行記 完。 □


おまけ。
 


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