HongKong旅行記1/4


□ 1日目 成田⇒香港 黄大仙・女人街 □

■ 〜出発

今回の行き先候補は国内旅行と同じくらいの費用&日数で行ける海外。
香港・サイパン・グアム・上海・台湾 、ちょっと頑張れば バンコク・バリあたりも・・・・
とまあ幾つか有ったのだけど、時期的にベストシーズンで、以前に「深夜特急(沢木 耕太郎:著)」というバックパッカーの旅行記を読んだ時から気になっていた香港に行く事にしました。

往路は9時50分発の便。
ツアーなので 集合時間は7時50分。
当日早朝バスで行けば間に合う時間だけど、バスだと家を出るのは早朝4時。(電車では間に合わない!!)
これだと香港に着いてから辛そうなので、成田で前泊しました。
ちなみに宿泊先はヒルトン成田。ホームページ開設記念とかで、激安でした。


■ 成田 ⇒ 香港

税関を軽くパスして香港へ。
今回の航空会社はANA。日本系の航空会社で海外に行くのは初めてかも。
客室乗務員に日本語が通じるのは気が楽ですね。
機内食もまあまあの味でした。

香港までは約4時間。映画を1本見て、うとうとしてたらもう到着。これくらいの時間だと楽で良いね。

最近 コンコルドが廃止になっちゃいましたが、ヨーロッパまで5、6時間くらいで行ける時代が来ないかなあ・・・。

いよいよ香港に入国。
中国に返還されたとはいえ、まだ香港は香港、入国のスタンプもしっかり「Hong Kong」と書かれています。

数年前に開港したばかりという香港国際空港はとても綺麗。そして広い。
しかし、まだ工事中で完成するのはは2038年!だという。
ほとんど出来ているように見えるんだけど・・・。


香港国際空港はとても広く、綺麗



■ ホテル

空港で現地旅行会社の方と待ち合わせ。
すぐにホテルへ向かいます。
空港からくホテルまでは40分くらい。

滞在ホテルは 九龍半島の繁華街「ネイザンロード」に面している立地抜群の「カオルーンホテル」です。
有名な高級ホテル「ペニンシュラ」の裏手にあり、交通はとても便利。値段も手頃。
しかし噂どおり部屋はとても狭い。
ベッド2つでほとんどのスペースを占めていて、スーツケースを開くスペースも無さそうだ。(今回はボストンバッグなのでその必要はありませんでしたが。)
まあ自分的には、安くて立地がよければそれでOKです。
リゾート地に来ているわけでも無いし、香港は夜遅くまで遊べるからホテルへは寝に帰るだけだから。


ツアーの特典でホテルのカフェで フレッシュマンゴージュースが一杯無料。
マンゴーがゴロゴロ入った 濃厚なジュースはとても美味。



■ 黄大仙

ホテルで一服した後、占いで有名な「黄大仙」というお寺へ。
ツアーの1日観光のコースにも入っている定番観光スポットです。

移動は地下鉄です。
ガイドブック等で紹介されている香港版suicaの「オクトバスカード」
をゲットして・・・と思ったのですが、どこで売っているか分からず。仕方なく通常の切符を購入して、自動改札を通りホームへ向かう途中で窓口を発見。
どうやらその窓口で買うらしいが、もう改札の内側なので今回はパスして帰りに購入する事にしました。

途中一回乗り換えて20分くらいで黄大仙到着。



駅から寺へ行く途中にいかにも怪しげなおっさんに中国語で何か売りつけられそうになり、とりあえず無視して足早に中に入った。
周りを見渡すと、みんな長ーい線香を持って参拝している。

どうやら、さっきのおっさんが売ろうとしていたのは、この線香のようです。そういえば入口付近の売店でも同じようなもの売ってました。
また戻って買ってくるのもなんなので、そのままお参り。
まあ、観光客だし良いでしょう。
ご利益は減るかも知れませんが・・・。

しかし、残念な事に本堂は改装中。
布が被っていて外観は全く見えませんでした。


本堂の中では”おみくじ”みたいな物をやっている人が数人。
その隣には、熱心に膝をついて祈る人や、工事中の作業員の方などもウロウロしていて、どうも落ち着かない。
とりあえず1周して出てきてしまいました。

海外で寺院とか教会とか行くと、日本の寺や神社よりも真剣に祈っている人が多いので、観光客がウロウロして良いのかな?ってちょっと気がひけてしまう。

境内のすぐ外にはお店が幾つか入った建物が有るのですが、1Fのほとんどが占い屋です。占いで有名なお寺という事でしたが、この数多くならんだ占い屋の事なのかな?
若者からお年寄りまで、いろいろな人が占ってもらっていました。
てっ きりお寺のおみくじが良く当たるとか、そういう風に考えていたのですが・・・。


■ 女人街

夕方になり、日も落ちてきたので女人街へ。
この名前聞くと、なんだか風俗街みたいですが、そういう意味ではなくて、女性物の服や下着を売る屋台が多かったので、そういう名が付いたのだそうです。
実際に行って見ると、女性用の衣服ばかりでなく、CDやら偽物っぽいブランド物、おもちゃ、日用品など、いろいろなお店があります。
上野のアメ横+浅草の仲みせのような感じでしょうか?
たまにセクシーすぎて着られないような下着を売っているのは、女人街と名づけられた頃の名残?でも、買っている人は見ませんでした。


特にこれといって珍しいものは無いのですが、Tシャツや短パンなどはかなり安く売っているので、ホテルでの部屋着代わりに1着購入。(実はパジャマを持ってこなかったので)

あとは かよが飾りの付いた髪止めを購入。この店は「たくさん買えば安くするよ」といいつつあまり安くならなかったなあ。
とりあえず値段は有るような無いようななので、必ず値切った方が良いでしょう。

そして、この店でも言われたのですが、私は香港人に見えるらしく、一人で歩いていると、現地語で話しかけられます。
喜んでよいのか悪いのか。そういえば、ロンドンで酔っ払た若者に「ニーハオ」って声かけられたなあ・・・。


女人街の奥には野菜市のような通りがありました。

軒先(道路上)に野菜や果物、花などを並べてます。ただ、女人街と違って、車も通る道なので、車が入ってくると、人が避けるスペースがほとんど無いです。

香港はどこも活気があって良いです。
日本も頑張らないと。


■ 夕食

一度ホテルに戻ってちょっと休憩。
再び夕食を求め街へ。
ホテルが繁華街に有ると、こういう「ちょっと戻って一休み」とかできて、とても便利です。

今夜はホテルのすぐ近くの 「滬江(ウーコン)」という店にしました。
入口頭上には大きな看板があって分かりやすいのですが、「良い上海料理」なんて日本語で書いてあるのが逆に怪しさを増しています。
でも、以前ネットでホテル近くのレストランを探した時に確か見覚えのある名前だったので、気楽に入店。
店内は混んでいましたが、待たずに入れました。

メニューは日本語付きなので、簡単です。
それ程腹も減っていなかったので、点心を2点と鶏の照り焼き、ハムとブロッコリーの煮物をオーダー。
まずは点心。まあまあ美味い。
つづいて鶏の照り焼き、うん結構行ける。
そして、ハムとブロッコリーの煮物・・・う、これは凄い!!
ハムがとても塩辛く臭すぎて食べられない。
正直、お茶が無かったら飲み込めなかったかも。

でもまあ、全体的に行ってまあまあ美味しいし、ホテルのレストランよりも安くて気軽な感じで、良い店だと思いました。店内はちょっと騒がしいですが、これくらいの方が周りに気を使わずにリラックスできます。



初日ということも有ってちょっと疲れました。
ホテルへ戻って、シャワーを浴びて、すぐに爆睡です。


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