Saipan旅行記


☆今日はマニャガハ島。



3日目はサイパンのすぐ隣(船で15分くらい)の無人島「マニャガハ島」で遊びます。

サイパンから近いことも有り、色々とオプショナルツアーが組まれているマニャガハ島ですが、「旅行会社を通さずに、直接ビーチで申し込んだほうが安い」とのWEB上での情報を元に、準備だけしてとりあえずホテル前のビーチへ向かってみました。

で、ビーチへ出るなり「マニャガハ行く?」と声をかけられ、値段を聞くとツアーで申し込むよりも少し安い。
(マニャガハで入島料を取られるので、結局2人で10ドル程度安いだけでしたが・・・。)
他に探すのも面倒なので、決定。

10分程で船は出港。
ホテル前のビーチから直接行けるので便利です。

程なくマニャガハ島到着。
島内を取り仕切っている現地ツアー会社の インフォメーションカウンター(各種アクティビティーや、パラソル、シュノーケルセットなどのレンタルもここで申し込む)で、島内の簡単な説明を受けて、ビーチへ。


昨日のテニアンにも劣らないような、綺麗なビーチです。
対岸にサイパン島が大きく見えるほどしか離れていないのに、これだけビーチの美しさが違うのには驚きました。人がいると、海を汚すのだなあと言うことを再認識。

ただし、人の多さは数倍。
木陰や砂浜にレジャーシートを敷いて陣取っている姿は、ちょっと日本のビーチにいるみたいです。
とは言っても、日本の様に足の踏み場も無く・・・なんて事にはなっていないのでご安心を。

早速私たちも一応木陰に荷物置き場を決め、マスクをつけて海の中へ。
マニャガハの海中にはサンマのような長い魚(多分サヨリ?)が、大きいのから小さいのまでたくさん群れていました。

ビーチには日本人が大多数でしたが、一部韓国から来た団体さんもいて、なんとな〜くエリアわけされていました。

そういう自分たちは韓国の人たちの多いエリアで泳いでいましたが・・・。





しばらく遊んだ後、 ちょっと何か楽しそうなアクティビティーで遊ぼうかという事で、島内のインフォメーションカウンターへ。
体験ダイビングから、ボートシューケリング、パラセイル、バナナボート・・・etcなど、色々ありましたがどれもちょっと高いような。まあ、1社独占だから仕方ないか。

という事で、前からちょっと気になっていた「アクアノーツ(1人75$!)」なるものを申し込みました。
右の写真の通り空気の詰まったヘルメット(空気は洋上のボートから常に供給)のような物をかぶって水中を歩くと言う遊びです。

体験ダイビングよりもお手軽に水中散歩が楽しめる!というのが売りらしいですね。

スピードボートでポイントへ向かい、ポイントに停泊している船に乗り移って、そこから水中に潜ります。そのポイントにはあらかじめ船から海中に下りるハシゴや、降りた後、つたって歩くためのロープ等々、準備万端。

途中で気づいたのですが、このポイント、マニャガハよりもサイパン本島の方から近いような場所。ということは、サイパンで申し込んでも、同じポイントかもしれませんね(あくまで推測です)。

船に到着後、簡単なレクチャーを受けた後、水中へ。
はしごを下りながら、例のヘルメットを被せてもらいます。水中で浮いてこないようにかなり重く作られていて一瞬肩にズッシリきます。(潜ってしまえば重さはほとんど感じません)
ヘルメットの中は空気で満たされているとは言え、耳抜きは必要なようで、前回モルディブの体験ダイビングで苦労した僕としてはちょっと不安がありましたが、はしごの途中で早めに耳抜きをして、問題なく底(水深5mくらい)まで行けました。

このポイントには見事な枝サンゴが有り、その周りにいろいろな種類の魚たちが多数群れていました。
この光景は出来すぎていて、海中と言うよりは、なんだか、 水族館の水槽の中にいるような気分。




このポイントで、周辺をロープに沿って歩きながら、ヒトデを持たされて記念撮影をしたり、餌付けを行ったりして、しばらく海中世界を楽しみます。

時間は10分〜15分くらいでしょうか。
ちょっと短いようですが、ヘルメットにつながれたチューブの為、あまり移動も出来ないのでこんなもんでしょう。

ちなみに餌付けをすると、魚が慣れ過ぎているためか、余りにも多くの魚が集まって来過ぎて前も見えない程になります。ちょっと怖いくらい。


  


水中にいる間は、水中カメラとビデオカメラを持ったスタッフが、横で撮り続けています。
水上に上がった後、それらの写真やビデオを買わないか勧められますが、どちらもとても高い!
特にビデオは高すぎて、誰も注文していませんでした。
写真現像しなくて良いから、水中カメラ(デジカメだった!)のデータだけ渡してくれないかなあ・・・。


アクアノーツも終了し、ちょと腹も減ってきたので、昼食。


日本人観光客の多くは昼食つきのツアーで来ている様で、バーベキューランチのコーナーへ並んでいます。

それほど腹も減っていないので、お隣の軽食レストランで、それぞれカレーとハンバーガーを注文。
これでも十分なボリュームでした。





食事も済んで、しばらく島内を散歩。
無人島とはいえ、観光地化されたこのマニャガハは遊歩道も整備されていて、島を一周できます。

遊歩道の所々にある案内板は残念ながら風化?してしまっていて、ほとんど読めませんでしたが・・・。

左の写真はインフォメーションカウンター近くに有った木彫りの像。
ひっそりと佇む感じが良かったので、写真を撮ってきちゃいました。

何か魔よけみたいなもんでしょうか?



こちらは島の中心部の木立の中にに建つ赤フンの男の像。
昔の王様なのだろうか、なんだか誇らしげだ。


島内はこんな南国風?な巨木も。




旧日本軍の砲台跡。
サイパンではいたるところにある戦争の傷跡。
こんな小さな島にもあります。

今は観光客が大勢やってきて、水着で大いに遊んでいるこの美しい島の砂浜が、ほんの数十年前には血なまぐさい戦地だったとは想像がつきません。

逆にここで命がけで戦った人たちも、あと数十年先がこんな世の中になっているなんて、想像できなかったのだろうなあ・・・。

マニャガハ島散策も終わり、ちょっとビーチで一休み&一泳ぎしたら、そろそろ帰り支度です。
帰りの船の時間を確認して、船着場へ。
ホテル前ビーチ〜マニャガハ島間のボートのため、水着のまま帰れるのが嬉しい。


帰りのボートから撮ったハファダイビーチホテル。
1番左が今回宿泊しているタガタワーです。




ホテル到着後、すぐには部屋に戻らずに、ちょっとプールでひと泳ぎ。

せっかくプールつきのホテルだからね。
1度くらい入っておかないと。(貧乏性です)

写真手前はダイビング練習用?の深いプール。
奥に見える浅いプールでは、小さいお子さんがいる家族連れの方々が遊んでいます。

ちなみに、バスタオルは無料で貸してくれます。

ホテル前のビーチでも泳げますが、ちょっと汚い(藻が生えている!)ので、あまり泳いでいる人はいませんでした。




☆「チャモロパーティー in タポチョ」

夕方からはディナーショー「チャモロパーティー in タポチョ」に参加。

ホテルからバスでタポチョ山へ行き、チャモロスタイルのディナー食べつつ、ダンスや闘鶏などのショーを楽しむといった内容です。

第一ホテルで行われている「ジョイフルディナーショー」と迷ったのですが、山の中というロケーションに引かれてこちらを選びました。



バスで移動を始めると、意外と山奥へ進んでいきます。ほんとにこんな所にでディナーショーが?と思い始めた頃、会場へ到着。

一緒に行った日本人観光客は10数人。
会場には、すでに50人程の先客がいます。

どこかの団体旅行か?と思っていたら、韓国の方々でした。
帰りのバスの中で聞いた話によると、このディナーショーは、韓国の団体客に人気で、いつも7割〜8割くらいが韓国人なのだとか。
という事で、韓国語と日本語と英語の入れ混ざった不思議なディナーショーの始まりです。





始まってしばらくして、ある事に気がついてしまった。
来る前から「もしかして?」とは思っていたのですが・・・。
このディナーショー、なんと初日の夜に「テイストオブマリアナ」で見たディナーショーとまったく同じ構成。
というか、出演者もほぼ同じ。
つまり、このショーのメンバーがそのままテイストオブマリアナにゲスト出演していたわけだ。

気を取り直して食事とショーを楽しみます。
ちなみに、食事(バーべキュービュッフェ)はもちろん食べ放題ですが、アルコール類は有料でした。

本格的なダンスショーの合間には韓国人、日本人両方盛り上げようと、度々ステージ上に客を引っ張り出して、躍らせたり、歌わせようとしたり、ゲームで競わせたり。

日本人側は人数が少なく、しかも私たち以外は家族連れ、そして1番前に座っていた事も有り、必然的に前で色々やらされました。
韓国人の男性は本気で恥ずかしそうにしてる人もいたけれど、司会者の頑張りも有って、そこそこ盛り上がってました。(特に韓国側)

日韓の人数比が同じ位なら、盛りあがり方も違うのかも。
日本人はどうしても引っ込みがちなので・・・。




ディナーショーの後は記念撮影。
着ているチャモロ風の衣装は会場に到着した時に渡されて、帰るまで身に着けています。
ちょっと動きにくいけど、記念写真撮るには良いですね。
もちろん、帰るときに回収されてしまいます。

そんな感じで、ディナーショーも終わり、またバスでホテルへ戻ります。


ホテルに戻ってちょっと休憩。
ちょっとお疲れの2人でしたが、「最後の夜だし」って事で無理して飲みに出かけました。

行った先は「ジョニーズバー&グリル」ガイドブックなどでも良く見かける有名店?です。



カウンターは道路沿いの屋外に有って、南の島の外気が心地よいです。
雰囲気もいかにも南国のバー!!という感じで、良い気分に浸れました。
初めての旅行者でも気軽に入れる良い店だと思います。

店内では、日本人の若者グループ(なんかこう書くと、自分がやけにジジイになったみたいだ) が、誕生日パーティーをやっていて、おすそ分けのケーキを頂きました。 ラッキー。

しかし、やっぱり疲れていたのか、少し飲んだら眠くなってしまったので、ホドホドで退散。
ホテルへ戻って爆睡です。


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