八重山旅行記 3/4


□ 3日目(6/14) シュノーケリング □


3日目。
今朝は朝から小雨がぱらつく天気。
今日6月14日は豊漁を願う海神祭(ハーリー)が沖縄各地で行われます。
元々は海人(←うみんちゅと読む。漁師の事)達が操船の技量を競いあうレース?が行われたいたようですが、今では地元の中学生や普通の会社員なども参加して、島に住む人々みんなの祭りになっている。
このハーリーのドラの音が梅雨を吹き飛ばし、夏を連れて来るという。


海人祭(ハーリー)の舟レース。 みんなメチャ速い。さすが海人。


午後のシュノーケリングを予約するために、ホテルの近くのダイビングショップ「トム・ソーヤ」へ。
石垣島は離島への中継地として石垣発の観光ツアーが充実していますが、シュノーケリングやダイビング、無人島への海水浴など、マリンスポーツも色々あります。
とりあえず石垣島へ行って、のんびりしたり、泳いだり、観光ツアーに参加したり、ここを起点に色々と楽しめる為、長期滞在者のための安宿(一泊¥1500位から有る)も充実していました。

そして昼食はネットで調べて行こうと決めていた「石垣島キッズ」へ。
ここは、地元のでは有名なコロッケ屋さん。しかし、今回の目的はコロッケでははなくて、コロッケ入りのオリジナルタコライス。評判どおり美味かった。


午後からはシュノーケリング。
午前中の雨が嘘のようにすっきりと晴れました。
ショップでシュノーケルセットとウェットスーツを借りて、船で石垣の海へ。
まずはバラの花のような珍しいサンゴが群生しているというポイントへ。
潜ってみてまず驚いたのは、そのサンゴの数と、生きいきした姿。
前にシュノーケリングをしたモルディブでは海水温上昇による白化現象で死んでしまったサンゴが多かった為、今回は元気なサンゴが見れてホッとしました。




今回初めてウェットスーツを着ましたが、これ便利。水の中でも暖かいし、浮力もあるので疲れない。
浅いサンゴの海では体をサンゴで擦りそうで怖いけど、これ着てれば、怖くないし。
やっぱり、シュノーケル初心者はこういったツアーに参加するのが安心して泳げて良いね。
インストラクターもいるし。
ちなみにツアー料金は半日コースで、機材レンタル料込み¥5,500。高いか安いかは個人の判断ですが、僕はこの金額でこの海を楽しめるなら、お金を出す価値はあると思う。


水面の下は珊瑚がびっしり!


第2のポイントは枝サンゴの群生地。
ここは魚影も濃い。
インストラクターが指す指の先を見ると、ウミヘビが。このウミヘビコブラの10倍の毒があり、噛まれたら死ぬとか。向こうから襲ってくることは無いって分かっているけど、すぐ横に上がってくるとちょっと怖い。


枝珊瑚には魚の群れ。


前回のモルディブでもそうだったけど、シュノーケリングって結構酔う。船酔いみたいな感じ。
たまらず船に戻って休憩。
体力的にも2時間位が限度かも。
次回は酔い止め飲んどこう。


この後、ダイビングショップにもどり、ホテルへという予定でしたが、今日は6月14日、FIFAワールドカップ日本代表が決勝進出を賭けてのチュニジア戦があります。
時間はもう4時、ちょうど前半が終わって、ハーフタイム。
しかし、ここで問題点、なんと石垣島はテレ朝系の放送局が無い為、地上波での中継が無い!
もちろん、ホテルの部屋でも見れない。(おいおいマジかよ)

どこかで見れないかとダイビングショップで尋ねてみると、社長さんっぽい方からなんともうれしいお誘いが。

「うちはケーブルテレビ入ってるから、映るよ。一緒に見ていったら?」

おお!!!!感激!!!!
ということで、お言葉に甘えて、ダイビングショップの店内でサッカー観戦。
試合は見事に日本の勝利!!
日本の得点の時にはお祝いのビールもご馳走になり、楽しい時間を過ごせました。ショップの皆さに感謝感謝です。

この日はこの後、沖縄の歌や踊りのショーが有る「民謡酒場」へ行く予定でしたが、シュノーケリングの疲れが出たのか、不覚にも寝てしまった。

4日目へ続く。
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